飽食が病気の原因
一日ニ玄米四合ト味噌ト少シノ野菜ヲタベ
ご存じ宮沢賢治「雨ニモマケズ」の一節である。
これが健康と長生きの基本的な食生活。
「3日食べなければ病気は治る」
飽食の現代において、食の取り過ぎが病気の原因となる。腸内環境を整え、肝臓腎臓を健康にする最も簡単な食事療法は「一汁一菜」である。
えー!それでは一日の必要カロリーが取れないじゃないの?という疑問が出てくるかもしれません。そもそもカロリーの定義は「食材を燃やしたときに出る熱量」であり、燃やすことと栄養素は全く無関係。
西洋化した現代社会でカロリーは取り過ぎ。体内に余剰カロリー余剰栄養素が蓄積され、狩猟をしていた時代には必要であった体内蓄積が、返って悪さをしている。ファストフードが悪いわけではない。飽食が悪いわけではない。必要以上の栄養素が食品添加物など化学薬品を取り込みながら体内蓄積されている状態が病気を招いている。
食事療法の一部を紹介しますが、どうか手を抜かず愛情込めて食してください。
沖縄の伝統健康食
簡単な食事療法の紹介
1.キャベツの青汁
胃腸の修復に効果的。キャベツの青汁にジャガイモのデンプン(又はコンスターチ)小さじ一杯を溶かしながら飲む。胃壁を守る効果があります。50cc程を四日続け三日休むという具合に胃腸の調子が良くなるまで続ける。
よもぎ、アロエなども良いがやりすぎると低血圧症の危険性がある。
2.貝汁
肝臓、腎臓の修復に効果的。アサリでもシジミでも構わないが、ウコンと一緒にグツグツ煮出して毎日飲む。
3.豆乳
水500mlに削り節30gを入れ沸騰させ蓋をして火を止め冷ましてからこし、豆乳1リットルに混ぜる。朝晩180ml程飲む。腎臓に良いためホルモンバランスを整え骨粗しょう症や骨の病気にも効果的。
4.赤肉
造血、増筋肉。貧血や体力の低下した人に必要。肉のタンパク質は健康維持に欠かせません毎日積極的にお肉は食べましょう。