薬草QA:薬草の効能を知る


薬草の効能と配合


11月某日「ハマゴウ(蔓荊子)」採取

昔は砂浜一面にハマゴウはあった。今でも海岸の至るところに繁殖する力強い野草だ。道中、先生から「ここにはこんな薬草があり、こんな効能がある」など話があった。先生は沖縄の全ての山に入り、どこにどんな薬草がいつ頃収穫できるかを知り尽くしておられる。獣も入らない藪の中を押し分けて薬草を探し回ったそうだ。沖縄は効能が高い薬草の宝庫。

 

車中、ヨモギやドクダミについて効能を質問しましたが詳しい回答はなく、どうやら単一の薬草の効能が問題ではないらしい。薬草は目的に応じて配合することで作り出すものだそうだ。先生は薬草の錬金術師なのか?

 

この記事のまとめ

 

ー薬草仙人の答えー

 

ヨモギにはどのような効能がありますか?

 

ドクダミはどのような効能がありますか?

 

先生からはこれと言った返事はない。

 

薬草一つひとつの効能ではなく、

目的に合わせて組合わせることで効能を発揮すると、

 

薬草の効能は "配合によって思い通りに作り出せる"   

 

 

「錬金術」とは価値の無いものから価値のあるものを作る研究者をさします。


薬草仙人の関心は「人は何故病気になるのか?」病気を治すことが趣味のような雰囲気すらあります。


目次

 1.歴史に残る薬草使い
 2.自分の身は自分で守る
 3.健康を作るための薬草

歴史に残る薬草使い

魔女の薬草箱

魔女は"ほうき"で空を飛ぶのは有名ですが、空を飛ぶためには"ほうき"に特別な軟膏を塗り呪文を唱えて飛ぶ。実は"ほうき"が重要ではなく軟膏を調合する技術が魔女の能力だった。この軟膏を魔女の軟膏という。

魔女は森の中の植物や動物を利用して薬草を作り病気で苦しむ人の依頼を受けて病気を治し、正規の医者ではないが民間療法の担い手として助産師のような役割もしていた。

時には奇跡を起こす呪術師として恐れられ、その後魔女狩りにより何万人もの人が虐殺されてしまう歴史が残っている。

 

日本の薬草使い

平安時代の空海(弘法大使)も実は薬草を用いて病気で苦しむ人々を救い、鑑真和尚は中国から医療と薬草を日本に持ち込んで人々を救っていたことは知られている。考えてみれば卑弥呼も呪術師として薬草使いではなかったのかと想像してしまう。江戸時代に入って中国から取り入れられた中医学が日本独自に漢方医学を定着させた。

 

薬草医学が基本

 

薬草使いは時に政治を動かし、時に呪術医(医療)を担当し文化に影響を与えた。アラビア文化圏にはユナニ医学。インドを中心としたアーユルヴェーダ。漢方にも影響を与えた中国医学。など古典医学を生み出した。

自然の法則や心理学の研究分野においてもニュートン、ユングなど自然科学や心理学の基礎は薬草医療であったそうだ。

 

動物は生まれた時から薬草を知っているし、人類歴史は薬草を使いこなした者が長となりコニュニティーを守ってきました。どうやら特別な感性の持ち主が時代時代に現れ、薬草治療の実績が伝統として伝えられているようです。


自分の身は自分で守る

薬草仙人からのメッセージ
50年前「進行性重症筋無力症」の診断で10年の入院生活。当時は医者の言う事さえ聞いていれば必ず治ると疑いもなく薬を飲み続けました。ところが、突然の強制退院。頼りの綱が切られこのまま死んでいくものと思い、収まることのない頭痛は酒で紛らわし一人で歩く事もできない状態でした。幼い子供を残して死ぬわけにはいかないと、何の知識もなく薬草治療を始めました。昔から伝えられた薬草を試しながら、ダメで元々、上手くいけば儲けものと薬草を試しました。気付いてみれば誰よりも長生きし、病気で苦しむ人々のお手伝いをしています。

病院の依頼を受け、がん患者の面倒を見たり、大学教授の会合に参加したり、政府関係者とやり取りし、時には喧嘩もしました。そんな偉い方々が病気をどの様なに見ているのかも嫌というほど見てきました。

 

 

"無知"が問題

 

 

情報が飛び交う時代、テレビで、ニュースで、街を歩いていてもあらゆる情報が目に入り、知らず知らずに洗脳を受けている。

 

お医者さんだって、政治家も歴史的に国民を洗脳し続けている。

 

 

自分の身は自分で守るしかない!

 

 

自分の身を守る方法は”無知”にならないこと

病気を知り薬を知る。自分の身体を観察し変化を知る。自分に良いものだけを続ける。

 

これだけです。

 

沈黙の臓器は何も言わないが聞けば答えてくれる!

 


「セールストークに惑わされるな」

 

薬草辞典や雑誌、webでも薬草の効能を知る事ができる。しかし、不思議な事に調べるほど訳がわからなくなる。きっとあなたも経験があるはず。

 

健康産業は2兆円を超える市場、個人から企業そして医療も参入し、市場はセールストークに溢れている。先生曰く「全て商売用語・商売効能」「本物を見つけるには自分の身体で確かめる以外にない」

薬に敏感な人とそうでない人がいる。薬の影響を受けやすい人、薬草でも効果の早く出る人とそうでない人、様々。体を観察し良い感触のあるものを続けることが正解。

私たちが自分で判断することは難しいと思いますが・・


無知であることがダメだということです。

薬を知る(飲んでいる薬の効果と副作用を調べてください)

肝臓と腎臓の機能低下で起きる症状は最低限知っておく。

検査表を見て肝臓と腎臓の機能低下のサインを見抜く。


①薬は医者任せにしない!

★薬の効果や副作用を理解する。最低限の知識は自分で身に着ける!

飲んでいる薬の効果・目的・副作用を知ることに役立ちます。処方された薬を調べていくと、薬を飲み続けることで将来どのような副作用に出会いやすいのか?薬の傾向がつかめます。薬はお医者さん任せにせず、自分で理解することは大変重要。

一家に一冊は必須のお薬辞典です。


②検査の結果も自分で理解する

肝臓と腎臓の状態を調べる方法はない。沈黙の臓器と言われる由縁である。但し数値に出てきたときにはすでに手遅れ。検査表を肝腎かなめの観点で見る習慣をつける。


③身体の観察日記をつける

実はこれが一番大切なこと。人任せにしていると自分で自分の身体が分からなくなる。自分の身体に責任を持つために健康日記を付ける。日記がたまると自ずと自分には何が適しているのかが分かってくる。


健康を作るための薬草

アトピーのための薬草

錦仙茶龍
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入浴剤
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抗菌クリーム
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化粧水
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肝臓と腎臓を強くする薬草

植物エキス
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不治の病の宣告を受け医者から見捨てられたおかげで今の私がいます。10年の入院生活は本当に辛いものでした。

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