免疫力とは細胞力
免疫力は高ければいいのか?
免疫力とは単に外敵から身を守るシステムを言うのでは無く
自己と他者を見分ける能力も免疫力と言うのである
薬から薬草へ健康生活を切り替え
目次
1.免疫力とは2.肝腎かなめから見た免疫力
3.免疫力とは共存力
4.細胞を健康に保つ
免疫力とは
1.免疫とは、体内に侵入した異物に対抗し、健康を保つための仕組みです。免疫反応は、体内に侵入した異物を認識し、攻撃するための特定の細胞や化学物質によって行われます。ここでいう免疫力とは、体内に侵入した異物を攻撃し撃退する力のことを言います。
2.一方で、免疫異常とは、免疫系が異物に対する認識力が機能せず、体の免疫反応が不適切な方向に向かうことを指します。自己免疫疾患と言われるアレルギー、免疫不全などが一般的な免疫異常の一部で、免疫が体の正常な組織や細胞を攻撃すようになります。代表的な疾患には、関節リウマチ、乾癬などがあります。
健康のため免疫力を高めるための健康指導が沢山あります。一方でアレルギーなど異常免疫をいかに抑えるか、手術後には免疫力を上げる必要があるにも関わらず、免疫抑制剤を使い免疫を制御する事もあります。
免疫力が高いのは良いこと、と言われることが多いですが、異常免疫に対する理論はありません。免疫力を高めることで感染症などの病気に対する抵抗力が向上しますが、その一方で免疫異常が引き起こされるリスクが無いのでしょうか?
肝腎かなめから見る免疫力:細胞力
健康な血液を体の隅々まで滞りなく送ることで、健康な細胞を作るというのが肝腎かなめ理論。
肝臓は血液を貯蔵し、アミノ酸やタンパク質などの栄養素を生成する化学工場です。腎臓は老廃物を排泄し、血液中の成分を健康な状態に保つ役割をはたします。肝臓と腎臓を健康に保つことで、健康な血液を維持し、細胞代謝を促すことが「肝腎かなめ」理論の本質です。
血液循環の滞りは、細胞への栄養供給が低下し、かつ老廃物の排泄処理が低下するため、細胞代謝が停滞します。代謝が停滞することで細胞は老化し、正常な働きを失っていきます。血液の滞りが病巣であり、代謝の低下による細胞の老化が病気の根本原因と言えます。
これが細胞の集合体としての臓器に現れることで、臓器機能の低下、病気として認識されるようになります。同様に、免疫細胞に現れることを免疫不全・免疫力の低下と言われるものだと解釈できます。
アレルギー症状など自己免疫疾患は、自己細胞の認識能力の低下と理解。また免疫細胞の力が衰えることは明らかな外敵への攻撃力を失うことを意味します。
代謝を妨げない
細胞は十分な栄養素を受け取り、老廃物を効率的に排除することで代謝を保ちます。健康な代謝が免疫細胞を含む全ての細胞の健康を支え、生命力を作る元となります。
免疫力を維持するためには、肝臓と腎臓の健康を保ち、血液循環を促すことが重要です。
つまり、免疫力とは単なる外敵からの防御力を言うのではなく、一つ一つ細胞が力強く生きていることであり、力強い細胞はお互いに連携を取り合って体を健康に保つようになると考えます。この根本対策として「肝腎かなめ」に集中することだと言えます。
免疫力とは共存力
私たちの体には、自身の細胞の数の何百倍もの菌が生息しています。これらの菌は、皮膚や腸内などに存在し、私たちの健康を支える重要な役割を果たしています。
皮膚の表面には、外部からの侵入を防ぐバリアとなる常在菌が存在し、私たちを外敵から守っています。同様に、腸内には腸内バリアがあり、外敵から守ると同時に食物の消化を助け、ビタミン類を生成し、私たちの健康をサポートしています。
しかし、健康に対して神経質になることで、
皮膚の殺菌や過剰な消毒に意識が向き皮膚バリヤを破壊する事になります。腸内細菌は薬や化学薬品によって死滅させることになります。この世界には無数の生物が存在し、人間は世界の生物の中のほんの数%にもなりません。人間以外の生物は敵であると認識するのではなく無数の生物と共存する力が免疫力であると理解できます。
代謝が進み活性化された健康な細胞は、免疫やホルモンのバランスを維持し、体内外の連携をとります。外部の生物と共存できる環境を作ることができるのが免疫の力です。
手のひらだけでも私たちの体を作る細胞以上の数の菌が生息しています。
手を殺菌しすぎる事も免疫力を低下させる原因になるんですね。
細胞を健康に保つ
血液の停滞が病巣となる
血流の停滞は生活習慣やストレスも原因になります。偏った筋肉の使い方や食習慣、また薬によっては血流を変える作用もあります。
現代社会においてはストレスを溜めないことは難しく、化学薬品を摂取しないことは不可能な時代です。常に毒素排泄と血行促進を意識する生活が必要です。
健康な細胞は内側から作る
健康な細胞は健康な血液から作られます。健康な血液管理は肝臓と腎臓が担当。
健康な免疫力はやはり「肝腎かなめ」が作ります。
錦仙茶龍と薬草風呂で健康な血液循環を促し、
健康な血液を保つために「肝腎かなめ」の基本に戻りましょう。
薬草茶と薬草風呂を習慣化する事で健康な細胞を作ります。
薬草温熱療法は全ての人の健康を作る基礎的な自然療法です。
天然成分で作られた薬草
併せて読みたい記事
日頃のちょっとした心構えで健康は維持、回復。自分の身体に責任を持つ。
全ての病気は肝臓と腎臓から。血液の調整をするこの器官が健康を作る。
生命力を作る沖縄生まれの健康法。本気で治したいなら沖縄に来なさい。
肝腎かなめから見た健康法は、これまでの治療とは真逆の発想。
コメントをお書きください