アトピーの根本原因と薬
治らないアトピーの解消
痛みは我慢できるが、痒いのはどうにも我慢できない。掻くという行為は皮膚に痛みを与えることで痒みを忘れさせる行為です。
さて、きっかけは薬(農薬)の影響による皮膚炎。農家の農薬を扱う被害は見るに耐えかねます。キャベツやレタスなどは農薬無しには育てる事が出来ません。皮膚は日常的にただれ、それを薬で治す。当然ながら農薬は呼吸によって肺や内臓を蝕んでいく。農薬の恐ろしさを嫌と言うほど見てきました。今やスーパーに出回る野菜は多かれ少なかれ農薬によって育てられ、その様に育てられた野菜を食べる私達にも少なからず影響はあるはずです。
その後アトピーで悩む人々を見てみると、農薬のアレルギーと同じ症状である事が多く、アトピーと薬の関係を次第に理解する様になりました。
病気になったときに処方される薬はもちろんの事、農薬で作られた野菜、食品を長期保存するため、見た目を良くするための添加物、食材のみならず身に着ける衣服までも化学薬品で満ち溢れている。これがアトピーと深く関連している。
アトピーの原因
近年原因不明のアトピーでどんな治療をしても改善しないという人が多くいらっしゃいます。原因を探っていくとそのほとんどが薬物アレルギー。わかりやすく言えば治療を繰り返す間に使われた薬に対するアレルギー症状であることがわかります。薬で治す、その薬による副作用を薬で治す。この繰り返しで訳の分からない症状になってしまっていることが多いようです。
深刻なものは耐性菌です。病院から持ってくる菌がひどい皮膚炎を起こしていました。手術後に皮膚炎を発症、どんな薬を使っても絶対に治らない、逆に薬を使えば使うほど皮膚はただれていくものでした。こんな場合、原因を解明することは大変です。
アトピー
"特定されない・とらえどころのない・奇妙な"といった意味
症状は様々。赤く腫れあがったもの、ジクジク、カサカサ、色素沈着から皮膚が剥がれるもの。その他に蕁麻疹など。どうやら原因不明の皮膚炎をひっくるめてアトピーと言うようだ。つまりお手上げ状態の皮膚炎と解釈できる。
一方で治療はステロイド中心の対処療法一辺倒に終始している。
我慢できないアトピーの痒み
大別して症状を見ると
①薬によるアレルギ 90%は薬依存から来ている
②菌によるもの 皮膚を顕微鏡で覗くと虫がいます
③内臓から来るもの 特に肝臓、腎臓機能低下が原因
●共通部分として便秘・食欲不振・精神的不安定などがあげられる。
1.オイルランプを切った
オイルランプが点灯するのがうるさいからといってランプを切ってしまうようなもの
病気は初期の段階において本人も分からないくらいのサインを発する。これを薬で止めてしまうとどうなるのか?一時的には症状は治まるが、これを繰り返すことで本当の原因からのサインが見えなくなる。子育てにおいて、仕事が忙しく手っ取り早く薬に頼る。薬が安価に手軽に手に入るため、初期の段階に警告ランプを切ってしまう。
本当に対処しなくてはならなかった事をなおざりに、その後薬依存へと移行する。時が過ぎ忘れた頃に体が大警告を発する。しかし、時すでに遅しと言う具合です。薬による薬アレルギーが発生する。ほとんどのアトピーの原因は薬依存症と言っても過言ではない。
2.薬医療の弊害
病院は病気を治す所ではなく病気を作る所
どんな薬を使っても全く効果がないアトピーがある。病片を顕微鏡で覗いてみると何やら虫がいるんですね。調べていくと正体は「黄色ブドウ球菌」耐性菌です。薬を使えば使うほど悪化するという大変困ったアトピーがあります。
抗生物質の発見によって多くの病気が克服されてきました。しかしその中身は菌と抗生剤との戦いであり抗生剤で生き延びた菌をさらに別の抗生剤で殺すという"いたちごっこ"がいまだ続けられている。その耐性菌が一番潜んでいるところが病院なのです。手術を受けたの後などに発生するアトピーはこのパターンが多い。
3.内臓機能低下から来る
細胞はホルモン分泌でコミュニケーションをする
このホルモンバランスが崩れてくると、細胞間の伝達がスムーズに行われず個々の細胞が好き勝手に動き出す。免疫過剰や免疫低下でアトピーが発症。肝臓での解毒作用が弱まり、腎臓機能低下、副腎が疲労しホルモンバランスが更に崩れる。ストレスや薬アレルギーで突然発症するアトピー。
アトピーに薬は使わない
皮膚には元々様々な菌が繁殖しています。免疫の最前線です。免疫異常は何らかの刺激により自分の細胞を攻撃する事で起こる。自己免疫疾患。これがアレルギーです。
アレルギー回復には血液を綺麗にすることから始めることになる。重要な臓器は肝臓と腎臓。機能が低下することにより正常な血液が循環しなくなりアレルギー症状が発生する。アトピーは皮膚の殺菌と同時に内臓機能の活回復が必要となります。健康な血液つくりがアレルギーの根本回復に他なりません。
薬の多用は副作用による内臓疲労を起こすばかり。薬草の効能を生かした自然療法こそが安全なアトピー回復につながります。
免疫力を高める
副腎皮質ホルモンであるステロイドは抗炎症作用、免疫抑制作用、細胞増殖抑制作用、血管収縮作用などがあり、癌治療からアトピーまであらゆる治療に用いられます。その副作用として高血糖、消化器障害、白内障、緑内障、骨粗しょう症、感染症にかかりやすいなどがあげられる。
体の中で免疫細胞が最も多く作られているのは腸。しかし、薬はその腸管細胞を壊してしまう。消化吸収機能は衰え、免疫力が衰える。また、慢性的な便秘症状にもなりホルモンバランスが崩れ精神的にも異常を来す。薬をやめたからと言って慢性的疲労状態から抜け出す事は難しく、先ずは腸のデトックスから。血液を綺麗にすることから始めましょう。
薬を使わない薬草療法
腸内環境を整えることは健康になる為の第一歩。腸の健康が体の健康に直結する。体の変調を感じた時、すぐに向かうのが「病院・薬」。その薬が身体を蝕む原因の一つとは誰も考えていないようだ。薬に頼る治療がアトピーなどアレルギー症状、習慣病の始まり。
今後ますますアトピーは増える。原因不明の病が増える。これは確実なことである。